矯正歯科
見た目にも機能的な
調和を重視した矯正治療
佐賀歯科医院では「歯を抜かない」「外科手術をしない」主に非抜歯矯正を専門に治療を行っております。
当院が目指す矯正治療は「審美的なキレイな歯並び」だけではなく「機能的なかみ合わせの歯並び」に整えることだと考えています。
「かみ合わせ」は全身の健康にも関わっていると言われています。つまり、「かみ合わせ」を治すことが、本当の美しさと健康につながるのです。
当院の治療法では大きな外科手術をする必要はなく、健康な歯を抜く必要もありません。自分の大切な歯をできる限り抜歯せずに治療したい方、外科手術をしなければ治らないと言われてあきらめていた方、良いかみ合わせで快適な生活を送りたい方は、ぜひ当院にご相談ください。
当院の矯正治療 5つの特徴
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顎機能や噛み合わせを考慮した
検査・診断矯正治療といえば、歯並びだけに目がいきがちですが、当院での矯正治療は歯の位置と顎の位置を変えることで治療を行います。見た目の改善のために、健康な歯を抜いたり、無理にスペースを埋めることは全身のバランスやかみ合わせに大きな影響を与えてしまいます。
当院では矯正治療前に徹底的な検査を行い、最善の治療計画を立てています。 -
歯を抜かない
前歯がガタガタだったり、八重歯がある歯並びでは多くの場合、前から4番目の歯を抜歯してスペースを確保し、歯並びを治す治療方法が考えられます。当院では、前から4番目の歯はかみ合わせを安定させるために必要であると考えています。
その為、歯が並ばない他の要因を取り除くことで非抜歯にて治療を行います。※例外として親知らずは抜歯します。
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口腔内スキャナーを使った、より精密な治療
従来の治療では、印象材という粘土のようなものを使って歯の型取りを行っていました。しかし、印象材での型取りは不快感があるだけでなく、正確に型取りを行うのが難しく、精密さに欠けていました。
「口腔内スキャナー」を使うと、お口の中を1分ほどでスキャンしすぐにデータ化することができるので、患者様の負担を減らすことができます。また、歯の細かい凹凸などを正確にスキャンできるため、患者様一人ひとりに合わせたより精密な治療が可能になります。 -
外科手術を行わない
受け口だったり骨格的なズレが多い場合、歯を動かすだけでは改善が難しく、大規模な外科処置が必要になってくる場合もあります。
当院では一般的な「水平的アプローチ」だけでなく、「垂直的なアプローチ」を用いることで、従来外科手術が必要と言われた症例でも、外科手術なしで治療計画を提案いたします。
すべての症例が外科手術なしで治療できるわけではありませんが、外科手術なしで治療できる選択肢もあることを知っていただければと思っております。 -
短時間での治療
治療期間が⻑くなってしまうと患者様の負担が多くなるのはもちろん、年という単位の間、お口の中には装置が入っていますのでむし歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。
そのため、当院ではできるだけ短期間での治療を目指し、患者様の負担や苦痛が短くなるよう努力しています。
矯正を始める時期
子どもの矯正治療
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歯並びが悪いと、お子様にとってさまざまな弊害が起こる可能性が増します。まず食事がしにくいことから、成長に必要な栄養補給が滞る可能性があります。また歯磨きをしにくいことから、むし歯のリスクが上がります。さらに、発音がしにくいことから会話に自信が持てない状態で成長することもあり得ます。
当院では、歯並びだけでなくかみ合わせも整え、お子様のお口の機能を正しく育てるための治療を行っています。お子様の歯並びが気になったら、ぜひお早めにご相談ください。
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こんな症状で
お悩みではありませんか?- 歯が詰まって生えていて、
大人の歯が生えるスペースがない - 受け口や出っ歯が気になる
- お口がポカーンとあいている
- 子どもの歯並びが気になる
- 矯正が負担にならないか心配
- 一生ものの歯をプレゼントしたい
- 歯が詰まって生えていて、大人の歯が生えるスペースがない
- 子どもの歯並びが気になる
- 受け口や出っ歯が気になる
- 矯正が負担にならないか心配
- お口がポカーンとあいている
- 一生ものの歯をプレゼントしたい
- 歯が詰まって生えていて、
子どものころから矯正を
始めるメリット
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01
顎の正しい発達を促せる
小児矯正の作用は、歯を整列させるだけではありません。顎の骨のバランスを整え、永久歯がきれいに整列するための顎の幅を調整するなど、適切な発達を促すことができるのです。これらのメリットは、骨が柔らかい小児期だからこそ得られるものです。
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02
将来のむし歯・歯周病のリスクが軽減できる
歯並びが良くなれば、歯磨きがしやすくなるのでむし歯や歯周病のリスクが下がります。また、かみ合わせが良くなることで、特定の歯だけが摩耗するようなことも減ります。さらに、小児期に歯科に通う習慣がつけば、そのお子様は生涯にわたって歯科医院を有効に利用できるでしょう。
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03
子どものうちに悪習癖を改善できる
お子様に見られがちな指しゃぶりや頬杖、口呼吸などは歯並びの悪化につながります。「口腔筋機能訓練」は、そのような好ましくない「癖」を解消することに役立ちます。また、早い段階でこれらの癖を正しておけば、数年後に矯正が終わったあとも、後戻りが起きにくい利点があります。
歯並びに関わる悪い「癖」
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指しゃぶり
幼児の指しゃぶりは何気なく行っているようでも、前歯や顎に対して強い力をかけています。そのような行動を、骨が柔らかい時期に行うことで、上顎前突(出っ歯)や開咬(上下の前歯を合わせにくい状態)などの問題を誘発するのです。
とはいえ、乳児期の指しゃぶりは特に弊害は無いと言われています。そのため、3歳を過ぎたころに指しゃぶりがあるようなら改善を考えましょう。 -
ぽかーん口
日常的に口が空いている時間が長いことも、上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)などの歯並びの乱れにつながります。自然と口が空いてしまうお子様は、口の周辺の筋肉が十分に発達していないことが考えられるからです。
気になったら、やさしく注意することで改善に努め、それでも解消できない場合はぜひ当院にご相談ください。 -
舌の癖
舌は会話や食事の時以外は、上顎の裏の「スポット」と呼ばれる部分に接していることが理想的です。しかし、舌で前歯の裏側を押したり、舌を前に突き出したりする癖がつくと、歯並びの乱れにつながります。
また、飲食物を飲み込む際に舌を前に出したり、唇を噛んだりすることも好ましくありません。3歳を過ぎてこれらの癖があれば、ぜひご相談ください。 -
頬杖
頬杖は手で下顎を支えることで不自然な力をかける動作です。そのため、成長期に頻繁に行っていると、顔や顎の骨格がアンバランスになることがあります。特に、骨がまだ柔らかい小さなお子様については影響が大きいので注意が必要です。
近年は、腹ばいの状態でスマートフォンなどを見ながら頬杖をつくお子様も多いので、座っているときだけではないことにも注目しましょう。
当院の小児矯正方針
骨格の成⻑にはある原則があります。
それは「正常の骨格」と「出っ歯傾向の骨格」と「受け口傾向の骨格」の成⻑発育パターンを調べると、それぞれ全くパターンが異なるということです。赤ちゃんの頃は、骨格の系統に大きな差はないのですが、環境や遺伝の影響でそれぞれの骨格系統にわかれていきます。
当院ではこのような成⻑発育の原理原則に則って骨格の成⻑をコントロールし、機能的な噛み合わせと機能が得られるよう治療を行います。
予防矯正
近年、お口の機能がうまく使えていない「口腔機能発達不全症」の子どもが増えているといわれています。
口腔機能発達不全症とは、先天性の疾患がない子どもが、「食べる・話す・呼吸する」などの機能が十分に発達していない状態、もしくは機能を正しく使えていない状態をいいます。子どもの頃からお口の機能が十分に使えていないと、若くして口腔機能が衰えてしまい、歯並びが悪くなったり、歯を失う原因につながってしまう場合もあります。お子様のこれからの人生において、お口の成長がとても大切です。
当院では、口腔機能発達不全症を防ぐために、永久歯が生えてくるまでの「予防矯正」を行っています。
こんな症状で
お悩みではありませんか?
- 授乳回数が多すぎる・少なすぎるなどムラがある
- 離乳食が進まない
- 噛み方がおかしい
- 飲み込み方がおかしい
- なかなか飲み込めない
- 丸飲みしてしまう
- 食べこぼしが多い
- 発音がおかしい
咬合誘導
乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」に始める矯正治療です。
大人の矯正治療
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歯並びに乱れがある場合、外観的なコンプレックスになってしまうことがあります。また、見た目や精神的なことだけでなく、健康や生活面でもさまざまな弊害につながります。歯が磨きにくいことからむし歯や歯周病のリスクが上がりますし、食事や発音がしにくいといった問題が起こるからです。
矯正治療をすると歯並びがきれいになることだけでなく、日々のケアがしやすくなるのでむし歯・歯周病の発症を防ぎます。それ以外にも、かみ合わせが良くなるのでよく噛めるようになる、発音がしやすくなるなど、機能面での効用もあります。
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こんな症状で
お悩みではありませんか?- 受け口や出っ歯が気になる
- 歯並びを気にして、うまく笑えない
- 歯と歯の間のすきまが気になる
- 発音が悪く、聞き返されることがある
- 歯並びのでこぼこが気になる
- 食べ物が歯に詰まりやすい
- 受け口や出っ歯が気になる
- 発音が悪く、聞き返されることがある
- 歯並びを気にして、うまく笑えない
- 歯並びのでこぼこが気になる
- 歯と歯の間のすきまが気になる
- 食べ物が歯に詰まりやすい
大人の矯正のメリット
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01
治療計画に変更が出にくい
大人になってから矯正をする場合、顎の骨の成長はすでに終わっているので、予想外の変化が起きにくいメリットがあります。そのため歯の移動計画や治療期間の予測が立てやすいのです。また、自主的に始めることがほとんどなので、モチベーションを維持しやすい利点もあります。
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02
顎関節や全身のバランスを
整えられる矯正治療で歯並びやかみ合わせを改善されると、筋肉や関節、骨にかかる負荷が均一になります。すると咀嚼がしやすくなって栄養補給が順調になりますし、発音も良くなります。身体にアンバランスな力がかからなくなったことから、頭痛や肩こりが減ることも予想できます。
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03
見た目に自信がつく
歯並びが整うと、周囲からの好印象も得やすくなりますし、ご自身としては見た目に自信が持てます。するとそれまで抱えていたコンプレックスが解消されて、人前でも遠慮なく笑えるようになったり、活発に会話ができたりもするでしょう。そのため、矯正治療は見た目を美しくするとともに、人柄にもプラスの影響を与えることも多いのです。
不正咬合について
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出っ歯
上の前歯が下の前歯より著しく突出しているケースです。遺伝的要因のほか、指しゃぶりや歯の裏側を舌で押す癖があるなどの環境的要因によっても生じます。
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受け口
下の前歯が上の前歯よりも著しく突出しているケースです。上顎前突と同様に遺伝的要因のほか、指しゃぶりなどの悪癖が発症に関わっていることもあります。
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ガタガタな歯
歯が重なってバラバラに生えている状態です。叢生は日本人に多く、八重歯も叢生の一種と言えます。ブラッシングの難しさから、虫歯や歯周病のリスクが特に高い不正咬合です。
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すきっ歯
歯と歯の間に隙間が生じている状態です。永久歯に生え変わる時期の空隙歯列は特に問題となりません。ただ永久歯が生え揃ってからも隙間があいている場合は治療が必要なケースもあります。
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かめない
奥歯で噛んだときに前歯かみ合っていない状態です。咀嚼が十分にできなかったり、奥歯にダメージが蓄積したり、口呼吸になりやすかったりします。
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すれちがった歯
歯をかみ合わせた際、上下の歯の正中(真ん中部分)がズレている状態です。顔に歪みが生じたり、顎関節症のリスクが高まったりします。
当院での矯正方法
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マウスピース矯正
マウスピース矯正は透明で目立ちにくいのが特徴で、見た目や快適さを重視する方に最適です。当院では、「インビザライン」と「クリアコレクト」の2種類の取り扱いがあり、症状や患者様に合わせてお選びいただけます。
- 料金
- ¥275,000(税込)~¥880,000(税込)
※調整管理料は別途 - 治療期間
- 約1年~2年
- 通院回数
- 約1ヶ月半~2ヶ月に1回
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MERITメリット
- 装置が複雑でないので、違和感が少ない。
- マウスピースを定期的に交換することで、痛みが軽減できる。
- 透明なので、目立ちづらい。
- 金属アレルギーの心配がない。
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DEMERITデメリット
- 保険適用外のため、自由診療になる。
- 症例によっては使用できない場合がある。
- 装着時間が短いと、マウスピースとの適合性が悪くなるため、作り直す可能性が出てくる。
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ブラケットのワイヤー矯正
歯にブラケットと呼ばれる金属装置を取り付け、その間からワイヤーを通して、目的の位置に歯を動かしていく矯正治療法です。様々な位置に歯を動かせることから、幅広い症例に対応しています。主に金属でできた装置が主流でしたが、最近では目立ちにくい素材を使った装置も出てきています。
- 料金
- ¥770,000(税込)~¥880,000(税込)
※調整管理料は別途 - 治療期間
- 約1年~3年
- 通院回数
- 約1ヶ月に1回
-
MERITメリット
- 適応症例が幅広い。
- 歯並びの微調整が可能。
- 目立ちにくい装置もある。
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DEMERITデメリット
- 保険適用外のため、自由診療になる。
- 慣れるまでは日常生活に違和感が出やすい。
- 人によっては痛みを感じることもある。
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部分矯正
歯を部分的に移動させる矯正治療です。歯の本数や内容によって費用が変動します。
- 料金
- ¥33,000(税込)~¥440,000(税込)
※調整管理料は別途 - 治療期間
- 約3ヶ月~1年
- 通院回数
- 約1ヶ月に1回
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MERITメリット
- 全体の矯正に比べて治療期間が短い。
- 比較的費用を抑えられる。
- 部分的な装置でストレスが少ない。
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DEMERITデメリット
- 保険適用外のため、自由診療になる。
- 症例によっては適応できない。
- 全体のかみ合わせには有効でない。
矯正の流れ
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Flow01矯正相談
当院では矯正相談を行っていますので、歯並びやかみ合わせの乱れが気になっている方はご利用ください。
矯正相談では、矯正治療の一般的な費用や治療期間、治療の概要などを説明し、矯正を考えている方のお口を見てアドバイスいたします。 -
Flow02精密検査
歯並びや骨格の詳細を明らかにするためにも、検査ではデジタルレントゲンを使用しております。また、お顔やお口の写真撮影、歯型や顎の動き方なども一つずつ検査し、現状を精密に分析します。むし歯や歯周病がある場合は先に治療を行い、健康な状態を取り戻してから矯正治療を行います。
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Flow03治療計画のご説明
検査に基づいて治療計画を作成し、患者様に詳しく説明します。説明の際は良い点ばかりでなく、リスクやデメリットもお話ししますので、ぜひ総合的に判断してください。また、口頭だけでなく、画像などを交えてできるだけわかりやすく説明します。
もしわからない点があれば丁寧にお答えしますので、気軽に質問してください。それらのやり取りを経て、計画を了承されたら治療を開始します。 -
Flow04治療開始
事前に選択した矯正装置を装着して、少しずつ歯を動かしていきます。
治療中は定期的に通院していただき、歯の移動の進捗確認や、装置の調整などを行います。ただし、マウスピース矯正であれば装置の調整はありません。
また、むし歯や歯周病の有無も確認します。矯正中のセルフケアのポイントは治療開始前に丁寧にお話ししますので、むし歯や歯周病ができないように一緒に管理していきましょう。 -
Flow05保定期間(メンテナンス)
歯並びやかみ合わせが目標の状態に到達した後は、後戻りを防ぐための保定期間に入ります。矯正後しばらくの間は歯や骨は元の位置に戻ろうとするので、きれいな歯並びを維持するためには保定期間は非常に重要です。
この期間中は3~4ヶ月に1回程度通院していただき、歯並びに支障が出ていないか、むし歯や歯周病ができていないかを確認します。
最新症例
かみ合わせ治療大人の矯正矯正
成人矯正・開咬の症例
BEFORE
AFTER
主訴 | 上下の前歯が開いている。 前歯で噛めない。 |
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診断名 | High Angle Skeletal ClassⅡ Openbite(骨格性2級開咬) |
年齢・性別 | 39歳・女性 |
治療期間・回数 | 14ヶ月・18回 |
治療方法 | マルチブラケット装置(全ての歯に装置をつける方法)を使用した全顎矯正治療(ワイヤー矯正) |
費用 | 矯正治療費用:770,000円(税込) 調整費用:5,500円 × 18回(税込) リテーナー費用:33,000円 × 2個(税込) ※矯正治療期間中に行うクリーニングや虫歯治療等は別途 |
デメリット・注意点 | ・保険適用外のため、自由診療になります。 ・顎間ゴムの使用などの患者様の協力が必要です。(協力が得られない場合、満足いく結果が得られないことがあります) ・歯の移動に伴う歯肉退縮や歯根吸収が起こる事があります。 ・歯の移動に伴う痛みがあります。 ・治療中虫歯、歯周病のリスクが高くなります。 |
備考 | ・保険適用外のため、自由診療になります。 ・第三大臼歯(親知らず)は事前に抜歯します。 ・矯正治療に伴う期間や装置などは事前にご説明をしますが、治療の状況や経過によって変更が必要になることがあります。 |